澄み渡る青い空、輝きを放つ瀬戸内海、そしてその海に浮かぶ多島美。
自然美あふれる我が故郷・香川県と岡山県(本州)を結ぶ夢の架け橋・瀬戸大橋が1988年に開通されました。
あれから30年、今では私たちの暮らしに欠かせない交通手段として利用されています。
弊社は先代・村上正一が丸亀市飯山町に1978年に個人事業としてスタートさせました。元々、先代は造船業に携わっておりましたが、この瀬戸大橋の建設プロジェクトが立ち上がった当初から橋梁工事(きょうりょう)に特化し、事業展開してきた、まさに「橋に関するプロフェッショナル集団」として、瀬戸大橋と共に歩み、時を刻んできた会社です。平成17年より、私が代表取締役に就任し、100年続く創造型未来企業として、夢を追い続けております。
事業は瀬戸大橋や高速道路に架かる橋など多岐に渡り、新設からメンテナンスまで橋梁工事全般、お客さまのご依頼に応えるべく、従業員が一丸となって仕事に従事しております。現場は自然が相手であり、時には危険を伴う恐れがあるからこそ「安全第一」、「誠心誠意」を胸に、過信することなく、意見し合い、のびのびと仕事ができる環境づくりに注力しています。私にとってはスタッフ一人ひとりが「仲間」であり、「同士」であり、「家族」です。これまでの実績や信頼が評価され、現在は全国各地から業務のご依頼があります。そのため、工事案件によっては長期出張になる場合も。だからこそ、コミュニケーションの場を大切にし、互いを刺激し合い、思い合う気持ちを大切にしております。トップダウンではなく、弊社のロゴマークが示すように、末広がりに一貫性をもち、全員が一枚岩となって仕事できる喜びを日々、噛み締めております。
瀬戸大橋は2017年、日本イコモス国内委員会から「日本の20世紀遺産20選」の一つに選定されました。世界に誇れる橋梁技術を造り、現場を支える一員としての誇りを持ち、これからも多くの人に感動を与えられる「縁の下の力持ち」として、全員全力で前進していきたいと思っております。
未来へつなぐ「架け橋」となり、これからも「誠実」な気持ちを忘れず、
存在価値のある企業として邁進していきたい所存です。
代表取締役 村上万磨
Kazuma Murakami